中国 People's Republic of China 2004 8 14

 今日(8月14日)の新聞の朝刊には、
中国のネット社会を取材したものがありました。
この記事では、ネット世論が政府を動かしたケースを取材していました。
今後、こうしたケースが増えてくるかもしれません。
 中国の格言に、以下の名言があります。
「民の口を防ぐは、川を防ぐよりも甚だし」『国語』(周語)
(意味)言論を抑圧するのは、川を塞ぐより危険である。
大河にダムを造るより、人の口にダムを造る方がもっと危険である。
人の口を堰き止めることは、ダムを造るより、困難なことのたとえ。
(歴史的背景)周の国王が、悪口を言う民衆を弾圧して、
人の口を塞いでしまったが、それに対し、大臣が国王を諫めたことばです。
 今後、中国における政治動向について、十分に注意していく必要があります。
中国において、政治分野での「政府の失敗」があれば、
あるいは、経済分野での「政府の失敗」が引き金となるかもしれませんが、
中国が、第4次世界大戦の主役となる可能性があります。
 現在、中国は、資本主義経済と民主主義を練習しています。
これは、13億人の「練習」です。
これだけ規模が大きいと、大成功か、大失敗か、どちらかに終わります。
問題は、大失敗に終わったケースです。

4番目 4th 2004 7 24
 3番目の危機は、中東において、その可能性がありましたが、
ヨーロッパの英断で、その危機は回避されました。
もちろん、アラブとイスラエルの最終的な戦争は、可能性として、あり得ます。
そういうわけで、アメリカは、イラクから撤退できないでしょう。
 4番目の危機も、やはり、石油が関係します。
これは、中国が、危機の中心となります。
中国13億人が、欧米人並みの生活を望む時に、
深刻な石油不足が発生し、石油危機となります。
 その時、どうするか。
中国が、石油を求めて、油田があるロシアへ進出する可能性があります。
つまり、中国とロシアの国境に、4番目の危機があるのです。
 国民のために、食糧とエネルギーを確保するのは、
国家として、当然の行動となります。
それができないならば、中国を、ひとつの国として、まとめることはできないでしょう。
ですから、中国が、石油を求めて、行動するのは、やむを得ないでしょう。
しかし、それが、悲劇を生むのです。
 ある意味で、3番目の危機よりも、4番目の危機の方が深刻でしょう。
中国も、ロシアも、核大国ですから。












































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